アーユルヴェーダ的食事のススメ

2017.1.19

前回の「食べるものが自分をつくる〜アーユルヴェータ的食事のすすめ〜」に続いて、アーユルヴェーダのドーシャバランスに影響を与える食べ物について、各ドーシャに合わせておすすめの食生活、食べ物を紹介する。

ヴァータ体質に合う食べ物、合わない食べ物

ヴァータを増大させない食生活は、ヴァータと反対の性質の食材や食事法をすることがポイント。つまり冷性の属性を持つヴァータを静めるときは、同じ冷性の属性を持つ生野菜や冷たい食べ物をさけて、熱を通したり、油で炒めたりした食事をとるようにする。
また、慌ただしく食べるとヴァータを増やすので、食事をとるときも気分をリラックスさせて、時間をかけて食べる。ヴァータ体質の人は食欲にムラがあり、食生活が不規則になりがちなので、できるだけ規則正しい時間に食事をとるように心がけて、過度の刺激物はさける。

ーすすめられる食物
熱を通した温かい、油気のあるもの(食品例:鍋料理やスープ・シチュー料理)
甘味、酸味、塩味の多いもの(食品例:温めた牛乳、チーズ、ヨーグルト)
熟して果汁の多いフルーツ、フルーツジュース
適度なスパイス(食品例:ショウガ、コショウ、シナモン)
玄米、肉(鳥肉)・魚、卵

ー控えた方がよい食物
生野菜、ナス科の食べ物(食品例:ナス、トマト、ジャガイモ、唐辛子など)
ドライフルーツ
多量の豆類(ただし、豆腐は可)
ヴァータはバランスを崩しやすいため、「すすめられる食物」においても過度のとり過ぎは控えること。

ピッタ体質に合う食べ物、合わない食べ物

ピッタの性質「火」は、熱性なので同じ属性のある熱い食材や体を熱くするスパイスを避けるようにする。また塩分の多い食事もピッタを増やすので塩分も控えめにする。
ピッタ体質の人は消化する火が強いため、食事の量が多くなりがちになる。一方でピッタ体質の人は消化器疾患に罹りやすい傾向があるので、食事の量は控えめにして規則正しい食生活を心がける。
ピッタを静める効果のある味は、甘味、苦味、渋味で、特に生野菜や果物を多くとることで熱性を抑えるとよい。

ーすすめられる食物
甘味、苦味、渋味のある食べ物
甘味、苦味の多い野菜(食品例:キャベツ、ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス
ナス、レンコン、カボチャ、緑黄色野菜)
熟して甘味の多い果物(食品例:リンゴ、オレンジ、バナナ、ブドウ、梨、桃、柿)
スパイス(食品例:コリアンダー、カルダモン、ターメリック)
乳製品(食品例:牛乳、無塩バター)
肉類は鳥肉など(なるべく控える)

ー控えた方がよい食物
塩分の多い食べ物(食品例:醤油、味噌、塩、ナッツ類、ゴマ油)
酸味、辛味の強い食べ物(食品例:トマト、ラディッシュ、唐辛子、ニンニク、生タマネギ)
肉類、卵
揚げ物

カパ体質に合う食べ物、合わない食べ物

カパ体質の人は太りやすく、性質は重性、冷性、油性、湿性なので、それと反対の性質、つまり量は少なく、油を控えた軽い食事をとるようにする。冷たい食事ではなく、体を温めるようなスパイスを使い代謝を活性化させ、時間をかけてゆっくりと食事をとることがすすめられる。
なるべく苦味や渋味、辛味を重点的に、炒めたり、温めたりした食事をとるようにする。また、甘味や酸味の強い果物、水分を多く含んだ果物はさけ、渋味や乾燥したものをとるように心がける。

ーすすめられる食物    
温野菜、サラダの場合はスパイスをかけたもの
豆料理(食品例:豆腐、豆乳)
豆類(食品例:インゲン豆、レンズ豆)
よく熟した果物(食品例:パパイヤ、マンゴー、アプリコット、クランベリー、桃、梨)
スパイス(食品例:ショウガ、レッドペッパー、胡椒、コリアンダー)
鳥肉、卵
非加熱の蜂蜜

ー控えた方がよい食物
塩分の多い食べ物(食品例:醤油、味噌、塩など)
肉類(食品例:卵、揚げ物)
乳製品
脂っこい食べ物(食品例:ココナッツ油、ナッツ類)
冷凍食品
果物(食品例:バナナ)

まずはドーシャの種類を知り、日頃好んで食べている、食べていない食べ物が体質に合っているかを知る。それにより、自身のからだと心のバランスを保つことができるようになるだろう。

自分が風、火、水の3つエネルギー性質のどのドーシャかを調べる場合はこちら

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