株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」にて、2015年10月12日「ドローン大運動会2~ボキリもあるよ~」が放送された。
出場選手は、総勢100機のドローン。紅白2チームに分かれて、人間の運動会でもお馴染の競技で白熱のバトルを繰り広げた。今回の運動会は2015年7月の23.5時間テレビで行なわれたドローン大運動会の2回目。

高額ドローンのクラッシュに興奮!ニコ生ドローン大運動会に見る、エンタメ領域の可能性拡大

2017.1.19

 

ドローン大運動会2で用意された100機のドローンドローン大運動会2で用意された100機のドローン

筆者は幸運なことに取材で運動会2の様子を現場で見ることができた。現場でドローンが縦横無尽に飛んでいる姿を見て、ドローン大運動会が単なる一イベントではなく、今後のドローンのエンタメ領域における可能性を大きく広げると感じた。
ドローン大運動会2の種目は、大縄跳び、騎馬戦、紅白対抗リレー、PK戦など。この中で、現場にいた筆者が個人的に興味を持った騎馬戦とPK戦について詳しく紹介するとともに、運動会全体のレビューをしてみたい。ちなみにドローン操縦者の多くがCATALYSTドローンレースの参加者でもあった。

ハチャメチャなドローン騎馬戦

まずドローン騎馬戦に注目する理由は、騎馬戦を間近に見て非常にエキサイティングかつ今後の発展が考えられるからだ。
ドローン騎馬戦は、ドローンに取り付けられた風船を割れば、そのドローンが負けとなるルールで実施された。手のひらサイズの小型のものからDJIのPhantom、そしてParrotの地上走行ドローンSUMOまでさまざまな種類が登場。
司会者の合図で一斉に飛び立つドローン。お互いを風船を割るためにビュンビュン飛び回る様子を間近にみるのは非常に興奮した。かなり速く飛び回るため、風船が割られる前にクラッシュするドローンも続出。墜落したドローンの風船を狙って地上を走り回るSUMOの動くもなかなかおもしろい。騎馬戦の様子を一言で表すと「乱戦」という言葉がしっくりくる。
ドローン運動会に参加している操縦者たちは日頃からドローンを飛ばす達人ばかりだが、それでも動き回る敵ドローンの風船を割るのは非常に難しかったに違いない。
筆者はドローン騎馬戦を見て、それぞれのドローンが必殺技を持てば、さらにエキサイティングなものになると感じた。先日紹介したドローンバトルでもでてきそうなアイデアだが、ドローンに鎖を装着し回転させると、必殺技が出来上がる。また、フリップを活用したサマーソルトキックのような技も可能だろう。
さらにドローンからの映像を誰でもスマホなどで見れるようになると、この競技がさらにおもしろくなると思う。自分がパイロットになった気分になり、敵ドローンの風船を割りにいくというのは、考えただけでもワクワクする。また、敵ドローンに背後から狙われているかもしれないという恐怖感がおもしろみを高めてくれるはずだ。

40万円のドローンと20万円のドローンどうしがぶつかり合うドローンPK戦

今回のドローン大運動会の一番の目玉は、ドローンPK戦での高価なドローンどうしのクラッシュだったかもしれない。DJIのInspire1(40万円相当)とPhantom3 professional(20万円相当)がぶつかり合う姿は、まだyoutubeでも見たことがない。
そんな滅多に見ることのできない映像を撮影することができた。Inspire1とPhantom3、PK戦で勝ったのはどっちか。この映像(約20秒)で確かめて見てほしい。


この映像だけでもInspire1とPhantom3のぶつかり合いはかなり迫力があることがお分かりと思う。今後は大型のドローンどうしのPK戦も見てみたい。
おそらくドローン大運動会は今後も実施されると思うが、視聴者の目が肥えてくるため、より過激なものになっていくことが予想される。筆者もより過激なものを見たいと思うのが正直なところだ。
過激さを高めるには、種目に工夫をこらすだけでなく、大型ドローンの使用や、ドローン視点の映像の活用などが必要だ。次は、さらに過激になったドローン大運動会を期待したい。

取材・執筆 :

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