LAで活躍する日本人ネイルアーティスト レディー・ガガ、ビヨンセなどのセレブを虜にするネイリストになるまで

2017.4.14

LAを拠点に活躍するMihoさん。東京からLAへ単身渡米し、成功を果たした現在の彼女の働き方やライフスタイルとは?

Super Bowlのショーで話題になったレディーガガやビヨンセなど誰もが知る世界的アーティストたちから指名され、LAを拠点にネイリストとして活躍するOkawara Mihoさん。

今回は、世界的に有名なアーティストを虜にするまで登り詰め、LAを拠点に活躍する彼女のライフスタイルや働き方を紹介したい。

働く場所や働き方は、驚くほどに多様化している。その片鱗を見ていきたい。

憧れとともに上京し、ネイリストになるまで

-Mihoさんがネイリストになるまでの道のりを教えてください。

愛知から美容関係の専門学校に進学する形で東京へ上京しました。

東京への憧れ半分、もともと美容関係が好きだったので専門学校に進学し、約半年間エステやネイル美容に関わることを満遍なく学びました。

その後、エステやネイル、メイクといった分野ごとに専攻を選択するのですが、最終的にいろんな要素をふまえ、ネイルを選択しました。

そこからです。どっぷりネイルの世界にハマったのは。

-学校で学び、その後、サロンに就職ですか?

そうですね。

支店の多いネイルサロンに就職しました。

専門学校だと基本的に就職先は斡旋が多いのですが、自分で見て確かめたいという気持ちもあり、個人で就活をして自分の感覚にあった職場探しをしました。

当時は、めずらしい存在だったんだろうなと今となっては思いますね。

-サロンに就職し、LAへ来たきっかけは?

サロンがLAに支店を出すことになり、社長に飲み会の席で打診されたことがきっかけです。

一度は、断ったのですが、、、当日の上司と立ち上げコンサルタントの人に口説かれ、2年限定で行くことにしました。

実際は、ネイリストの仕事とサロンPR仕事にも慣れ始めてチャレンジしたい気持ちもあり、渡航を決断しましたね。

LAではコンサルタントの人と二人三脚で立ち上げをしました。その人が今の旦那です。

立ち上げの当初は、採用含めて、アメリカナイズされた日本人スタッフの管理・教育するのが大変でした。

日本のネイル業界では、勉強して、修行してある程度経験を積んだら現場に出たりしますが、アメリカは本当に実力主義なので、個人の主張が本当に強いのです。

もちろんそんなことは知る由もなかったので、営業開始して初めて、文化の違いにショックを受けました

それまでは、順風満帆な人生だったのですが、はじめて「もうだめかも」って感じた瞬間が多々ありました。

最初の数ヶ月は、苦悩の連続だったのですが、立ち上げから半年たったあたりから、売上も上がり、軌道に乗ってきました。

転機は、アメリカのソングライターKeshaがお客さんとして来てくれて、私を指名してくれるようになったんです。

LAの立ち上げはつらいこともありましたが、連続で指名が取れると自信がもてるようになりました。

miho

-とても充実したサロン経営だとおもいますが、独立のきっかけは?

はたらいていく中で、世界で勝負したい、日本の技術やノウハウが本当に世界で通用することを証明したいと強く思うようになりました。

そして、お店で築いたお客さまを一切持って行かずに独立しました。

 可能性は無限大 実力主義だからこそ輝ける

-そんな独立後の働き方はどんなものですか?

友人の紹介や、当時のお客さんが必死に探してくれて個人での仕事も少しずつ増えてきました。

また、旦那が撮影業界の仕事もしていたので、その中のネットワークから偶然Keshaからのオファーが舞い込み、再度Keshaと一緒に仕事をするようになりました。

一般の方からの仕事ももちろんありますが、セレブからもプライベートのネイルを頼まれることも増えてきました。

現在は、Kesha含む、レディーガガ、ビヨンセ等の撮影の仕事がメインです。

MVの撮影に週単位で帯同したり、ハリウッドスタジオに通うこともあります。

また、ハイファッションブランドの撮影や、雑誌の撮影も依頼いただきます。

-やりがいを感じる瞬間は?

撮影のネイルはとても好きですね。

他のカメラマン、メイクアップアーティス、スタイリスト、その道のプロフェッショナルな人達と一つのものを作り上げるのが最高にやりがいを感じます。

チームとしての作品を作り上げるようなたくさんの人と働くことが今までなかったので新鮮ですし、何より達成感がとても大きいです。

ネイル以外の世界の人と関わることによって、自分自身が新たな世界を切り開いていくことが私にとっての働き方の軸になっていると思っています。

miho

正直英語はまだまだ自信が無いのですが、ネイルの話だけはほぼ100%わかります。

最初はもちろん不安でしたが、ネイルという強みをもつと言語の壁は乗り越えられました。

周りの人達も、私の技術を認めてくれているということもあり、言語の壁など気にせずネイルのことは100%信じて任せてくれます。

そんな働く環境もとても魅力的だと感じます。

-今後のビジョンややりたいことがあれば教えてください。

ネイリストとしての経験と知識を活かして、自分の視野をもっと広げていきたいと考えています。

最近では、MiHONAiLSのブランドとして、ネイルステッカーのプロデュースやネイルジェルの開発も行いました。

先日も、LA地域最大のサロン系イベント、Inter National Salon and Spa Expoに出店し、多くの方に声をかけていただきました。

miho

まだ名前は明かせませんが、LAで大活躍中のストリートアーティスとのコラボレーションも進行中です。

アートの中にネイルの要素を取り込むという新しいカタチのアートとして表現をしていますので、作品のできあがりがとても楽しみです。

このように、たくさんのジャンルのアーティストとコラボレーションをしていき、活動の幅を広げて行きたいと思っています。

アメリカに来て感じたことは、可能性が無限大ということです。

みな平等で、実力のある人が本当に尊敬されます。

私もこの海外の経験の中で、ネイリストが表現できる場所はツメだけじゃないことを学びました。

そしてそれを日々形にして実感しています。新しいネイリストの働き方を体現して、世界に示していきたいです。

常識をくつがえすような活動をも続けていきたいと思っています。

 

取材・執筆 :

シゲキ的?

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