【上海】パイロット100名以上が集まった上海ドローンレース 韓国勢がトップ4を独占

2017.1.23

中国・上海で2016年7月23〜24日にかけて開催されたドローンレース国際大会「Asia Cup Shanghai 2016」は韓国勢がトップ4を独占、実力の差を見せつけ幕を閉じた。
優勝したのは若干12歳の天才パイロット、キム・ミンチャンさん(韓国)。同大会はコース3周の合計タイムを競う形式で行われ、多くが1分30秒前後のタイムを記録するなか、55秒台と圧倒的なスピードで優勝をさらった。
2位も韓国の10代パイロット、ソン・ヨンロクさん。タイムはミンチャンさんに及ばないものの1分12秒と1周20秒前半の安定した飛行を見せた。3位のアレックスさん(韓国)のベストタイムは1分19秒だった。4位ジュンファンさん(韓国)は1分20秒。

上海で行われたドローンレース

Image title優勝したミンチャンさん(写真中央)2位ヨンロクさん(右)3位アレックスさん(左)

同大会には、日本、中国、韓国のほか、シンガポール、マレーシア、グアム、香港、南アフリカなどアジア域内外の国・地域からトップパイロット100名以上が集結、40度を超える猛暑のなか接戦を繰り広げた。

Image titleアジア域内外の国・地域から100名を超えるパイロットが集結

Image title大会当日のレース会場は40度を超えた

日本からは国内レースで上位に名を連ねるパイロットらが参加した。日本の最高記録は19歳のトップパイロット岡聖章さんが記録した1分26秒で、順位は15位。このほか高校2年生の矢田篤幹さん(28位)や横田淳さん(33位)らが苦戦を強いられながらも健闘した。

Image title日本チーム最高タイムを記録した岡聖章さん

国際大会へは初の出場となる横田さんは「アジアのトップパイロットたちのレベルは高いですね。特に韓国勢はすごい。自分の練習不足を痛感しました。今年はまだまだ国際大会があるので、日本に帰ってから猛特訓して、次は必ず結果を残したいです」と次の大会に向けての意気込みを語ってくれた。

Image title次の国際大会に向けて猛特訓して結果を残したいと語る横田さん

韓国チームの強さの秘密

韓国勢の強さが際立った大会となったが、現地で韓国チームを観察しているとその強さの秘密をかいま見ることができた。その強さの秘密とは「チーム連携」だ。

筆者の見る限り韓国チームは今大会の遠征で「ディレクター」「エンジニア」「パイロット」の役割分担がなされていた。ディレクターは宿泊など遠征全体のとりまとめ、エンジニアはドローンの整備、とパイロットが大会本番での飛行に100%集中して実力を発揮できる環境が整えられていた。

さらに、ミンチャンさんのレース機体、ヨンロクさんの機体は、それぞれ彼らの父親がエンジニアとして整備をしているため、コミュニケーションも円滑にでき、パイロットは信頼して本番に臨むことができるのだ。

もちろんこのチーム連携が機能し、結果を出すにはパイロット個人のスキルが高いことが大前提になる。韓国チームは、スキルの高いパイロット、そしてパイロットの実力を発揮させるチーム連携力、これら2つを兼ね備えていると言える。

Image title連携でトップ4独占の韓国チーム

2週間後の8月6〜7日には韓国・釜山でドローンレース国際大会が開催される。上海大会と同様に韓国勢がトップを独占するのか、日本勢、中国勢が巻き返すのか非常に楽しみだ。

Image title優勝したミンチャンさんのレースドローン

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